2017.03.23更新

がんになって食事について、なにがいいのかわからなくていろんなことを試しているという話を聞きます。

 

食事はとても大切なことです、栄養という面でも、楽しみという面でも。

私も病院で働いていた時「栄養管理チーム(NST)」の看護師でした。(といってもそれほど知識があるわけではありませんが・・・)

 

今日、病院を歩いていたらNSTで一緒に活動していた栄養師さんにばったり会いましたflower2

患者さんから食事のことよく聞かれるんだよーと相談したら、何か協力できるか他の栄養師さんとも相談するね、と言いながら、

でもまずはこういうのもあるよ、といいこと教えてくれました。

 

平成28年度診療報酬点数から「がん患者」さんに対しても「外来栄養食事指導料」の算定が可能になったので、個別の栄養相談が受けられる

(初回260点(相談時間30分以上)、2回目以降200点(相談時間20分以上) 1点10円で3割負担ならば、初回は自己負担780円、2回目以降は600円)

 

というもの。

さすが餅屋。

個別でその人にあった栄養の話が聞けるので、とてもいい機会になると思います。質問することももちろんできますよ。

栄養指導を受けたい場合は、主治医に相談してみてください。

病院によって少しシステムが違うかもしれませんが、予約の枠を取ってもらえると思います。

活用してみてください。

 

薬のことは薬剤師さんに、食事のことは栄養師さんに。

治療にはたくさんの専門職が関わってくれています。いろんな人の知恵を借りることでよりよく治す道を見つけるのも患者力だと思います。

 

自分にとって必要な情報はどこにあるか、自分の力だけでは見つからないこともあります。

そして、患者さん達からの発信で初めてニーズに気がつくこともあります。

ぜひ声に出して相談してみてください。

 

もちろん私も協力します。お気軽にご相談ください。

問い合わせ先:052-751-3700
アピアランスサポートセンターあいち(あぴサポあいち)
看護師 河合

 

投稿者: NPO法人 全国福祉理美容師養成協会

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