2017.03.28更新

こんにちは

 

桜の木が少しピンク色に見える(思い込みからくる勘違いかもしれないけど)今日この頃ですが、まだまだ寒いですね。

4月になったらお花見を!と思っています。

詳細が決まったらまたお知らせしますねleaf

 

 

先日患者さんからメールを頂戴しました。

治療のことで少し悩んでいるけどどこかいい患者会はありませんか?という内容でした。

 

患者会は病院の中で開催されているもの(主体は患者さん達にお願いしていることがほとんどで、場所と時には人を提供していることがあります)、患者さん達が集まってコミュニティを作って活動をされているもの、全国に展開するような患者会のグループなど様々なものがあります。

 

病気の種類によって分けられていることもあれば、年齢などで分けられているものもありますが、悩みが共有できるグループであるという点はきっと同じです。

 

患者さん達からお話を伺っていると

「最初に患者会に参加するのはとっても勇気がいる」「行こうと思って連絡したけど、入り口までいって中にはいれなかったことがある」

などのお話を聞くことがあります。

いつもの私なら、問題なくできることがすんなりできない。

そんな経験をしている方も多いです。

 

以前にもお話したことがあるかもしれませんが、がんと診断されてから一年以内は心的ストレスなどが最も強い期間とされており、自殺率もがんに罹患していないグループと比較して約20倍であったとの報告がありました。http://epi.ncc.go.jp/jphc/outcome/3399.html

それだけのストレスが自覚の有無に関わらずかかっているということなのかと思います。普段の私と違っても、それが当たり前といえば当たり前。

 

病気がわかることは、多くの場合青天の霹靂。

いつか病気になることがあるかもしれないと思っていたとしても、実際に今自分がなるとはやはり想像していない。それが普通だと思います。

 

心の様子は、本人にも周囲の人にもわかりにくいものです。

みなさん気持ちが揺れ動く中で、どうにか治療に向かっています。

 

前述のメールの患者さんとお話する機会をと思い、昨日ネイルスクールの後に小さい患者会をしました。

今ネイルスクールに来てくれている患者さん達もいろいろと困難を乗り越えていらしたんだと改めて感じました。

自分の経験を話すこと、それが誰かの励みになること、も患者会(ピアサポート)の大きな意義です。

 

みなさんがよりよく治す、治療にむかえますようにglitter3glitter3と思っています。

 

投稿者: NPO法人 全国福祉理美容師養成協会

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