2016.10.20更新

こんにちは

 

先日愛知キャンサーネットワークhttp://www.aichi-cancernetwork.com/index.html

の「第4回がん患者の在宅医療を考える会」にて

『がん治療とアピアランスサポート~誰もがその人らしく美しく~』という題でお話をさせてもらいました。

http://www.aichi-cancernetwork.com/event_information20161015.html

 

「アピアランス」という言葉は、数年前までは医療現場でもあまり耳にしない言葉でした。

この言葉が注目されるようになった背景には、がんの患者さん達を取り巻く環境の変化があるように思っています。

 

働きながら、子育てしながら、社会とかかわりを持ちながら治療をしている患者さんがほとんどです。

 

がんになっても、活躍できる社会に変化してきていると考えることもできる一方で、

その活躍の場に自信を持って出ていくことができずに悩んでいる人も多く存在すると感じています。

 

 

その悩みは決して外見の問題だけではなく、様々な想いが絡まっているのですが・・・・

 

 

この間のあぴ会にご参加していただいた方から伺ったアンケートから

アピアランスサポートが必要と感じた時期は、

「治療決定時」

「外見的変化が現れてから」

が多いことがわかります。

アピアランスサポート

 

「治療決定時」というのは、治療内容についてDrから説明を受ける時期であり、治療によって外見的な変化が起こりうることを知りサポートが必要と感じる時期だろうと思います。

ただ、この時期は病気を知ってからまだ時が浅い場合が多く、患者会のような大人数が集まる場所に出向く気分ではないという方が多いです。

患者会などで情報を得たり、経験を聞かせてもらうことはとても参考になるのですが、様々な時期にいる患者さんが集まっているため、よくも悪くも影響を受けやすい環境だったりします。

 

患者会に行く勇気はないけれど、少し話を聞いてみたい、という方はたくさんいるのではないかなーと思っています。

そんな時に、気軽に相談できる存在になれたらいいな、と私は思っています。

 

 

お気軽にご相談くださいね。

あぴサポはいつでも、だれにでも、ウェルカムですflower2flower2

 

投稿者: NPO法人 全国福祉理美容師養成協会

2016.10.19更新

10月11日より、DMM.loungeにて

「ふくりびと つなげよう・広げよう福祉理美容コミュニティー」

第一期のラウンジメンバーの募集を開始しています。

https://lounge.dmm.com/detail/227/

ふくりびオンラインサロン

既にご入会いただいた会員さん(ラウンジメンバー)と、交流を深めています!!

今日は少しだけ、オンラインサロンで、これからどんなことをやっていくのか、予定を発表しますので、

興味のある方は、早めにご入会くださいねー!!!

 

まずは、3ヶ月を1クールとしてテーマを設定してゲスト投稿や議論を進めていきます。


★大テーマ
○開設から年末まで=「介護・福祉・医療の基礎知識」
○1月から3月=「訪問美容・医療用ウィッグの営業・集客」
○4月から6月=「広報・WEB発信強化・マスコミPRなど」
○7月から9月=「訪問美容・ウィッグの技術と教育」
○10月から12月=「採用・人材管理・シフトや運営の仕組み」


★レポート予定

11月1週目=10月24日・25日開催の福祉理美容合宿研修のレポート

11月2週目=11月1日開催の美容福祉学会登壇レポート

11月4週目=MiMi×ふくりびアピアランスサポートセミナーあいちレポート


12月1週目=オーストラリア福祉フォーラムレポート
など

 

☆彡ふくりびとオンラインサロンってこんな場所☆彡

〈オンライン〉
・ふくりび活動裏話(オンラインサロンだけでの限定公開写真や・技術ノウハウの公開など)
・コラム寄稿(各分野のゲストが定期更新)
・Q&A(赤木・岩岡が直接お答えします)
・スカイプ相談(別途費用)
〈オフライン〉
・ふくりびとセミナー(東京・名古屋で年4回程度)への優先参加
・ふくりびと合宿(名古屋で年2回程度)への優先参加
・会員限定カジュアルMTG(東京・大阪・名古屋で不定期)※人数限定

こんな方におすすめ

・美容・理容サロンオーナー
・エステ・ネイル・鍼灸オーナー
・上記業種で福祉理美容・訪問理美容などで将来独立を考えている方
・訪問理美容を始めたい方・始めていてもっと広げて行きたい方
・子育てと理美容の仕事を両立して生き生き働きたい方
・医療用ウィッグやアピアランスサポートを充実させたい方
・新しいネットワークで業界の在り方を変えたい方

 

ふくりびのサイト内でもオンラインサロンの詳細ページを作りました!!

http://www.fukuribi.jp/dmm/

投稿者: NPO法人 全国福祉理美容師養成協会

2016.10.13更新

こんにちは

 

今週の火曜日に第4回のあぴ会を開催しましたflower2

今回は「ネイル&ハンドケア」をテーマにあぴサポのネイリストを講師にレクチャーしました。

たくさんの皆さんにご参加いただけたので、スペースの関係上2グループに別れて実践を交えながら行いましたよー

 

 

ネイルケアやハンドケアについて、パンフレット等での案内は病院でもしてもらえると思いますし、本に載っていたりもします。

でも、やったことのない内容のことは、文字だけでは分からないってことも多いかなと思います。

 

「ヤスリで爪の長さを整える」と書いてあって、一応図も載っているけれど、実際はどうやってやるの??

これであってるのかな??みたいな感じです。

 

「百聞は一見に如かず」です。

アピアランスサポート 爪 変色 副作用 乳がん 抗がん剤

抗がん剤 副作用 爪 お手入れ

 

 

あぴ会にはこられなかったけれど、興味がある!教えて欲しい!方は、お気軽にご連絡ください。

専任のネイリストが対応いたしますnihand

 

 

 

 

投稿者: NPO法人 全国福祉理美容師養成協会

2016.10.12更新

こんにちは。

 

ふくりびのモットー(っていうのかしら?)

「得意を活かして社会貢献」

というのがあるのですが、患者さん達とお話していても思うことがあります。

 

みなさんそれぞれの得意を持っていること。

病気をきっかけに少しお休みしていたり、以前は仕事が忙しくてずっとできていなかったりするけれど、

自分が思うよりも、ずっと「得意」な何かを持っています。

 

病気になって、治療のことやこれからのことに不安を感じて、少し自信をなくしてしまっている方も多いけれど、

何かやりたい!とか、役に立ちたい!とか、いろんなパワーを内に秘めているのを話をすればするほど感じます。

 

 

就労支援のその前に、少しゆったり自分や自信を取り戻すための時間を持てたらいいなと思っています。

視点を変えるチャンスがあれば、世界ががらりと変わることもあるかな、なんて思ったり。

 

 

社会貢献というと堅苦しくて、大それていて、気恥ずかしいけれど、

実は自分のためにやることだったりして。それが周りのためにもなるなら、こんなにハッピーなことはない、と思います。

 

辛さを共有しながらも、楽しいことができる仲間がいると思うと少し気分が明るくなります。

昨日のあぴ会でも、「楽しかったです」と言ってもらえて、私もハッピー。

(後でまた報告しますね、来月もまたお楽しみに。。。)

 

 

通勤の道の木々が紅葉し始めて、銀杏が落ちるように。

季節が変わったなぁと感じられる気持ちもまた、共有したいと思います。

今日は息子は帰ってきたら、どんぐりを拾いに行くらしい。

虫が出るから家にもって帰りたくないというのは母心。

冷凍すると虫が死ぬらしい。ジップロックに入れて冷凍しよう。

(冷凍庫で虫が出てきたら?と考えて躊躇するのは私だけなんだろうか、ジップロック二重にすれば大丈夫かな。それじゃ冷凍されない?考え過ぎか)

 

投稿者: NPO法人 全国福祉理美容師養成協会

2016.10.12更新

こんにちは。

 

ふくりびのモットー(っていうのかしら?)

「得意を活かして社会貢献」

というのがあるのですが、患者さん達とお話していても思うことがあります。

 

みなさんそれぞれの得意を持っていること。

病気をきっかけに少しお休みしていたり、以前は仕事が忙しくてずっとできていなかったりするけれど、

自分が思うよりも、ずっと「得意」な何かを持っています。

 

病気になって、治療のことやこれからのことに不安を感じて、少し自信をなくしてしまっている方も多いけれど、

何かやりたい!とか、役に立ちたい!とか、いろんなパワーを内に秘めているのを話をすればするほど感じます。

 

 

就労支援のその前に、少しゆったり自分や自信を取り戻すための時間を持てたらいいなと思っています。

視点を変えるチャンスがあれば、世界ががらりと変わることもあるかな、なんて思ったり。

 

 

社会貢献というと堅苦しくて、大それていて、気恥ずかしいけれど、

実は自分のためにやることだったりして。それが周りのためにもなるなら、こんなにハッピーなことはない、と思います。

 

辛さを共有しながらも、楽しいことができる仲間がいると思うと少し気分が明るくなります。

昨日のあぴ会でも、「楽しかったです」と言ってもらえて、私もハッピー。

(後でまた報告しますね、来月もまたお楽しみに。。。)

 

 

通勤の道の木々が紅葉し始めて、銀杏が落ちるように。

季節が変わったなぁと感じられる気持ちもまた、共有したいと思います。

今日は息子は帰ってきたら、どんぐりを拾いに行くらしい。

虫が出るから家にもって帰りたくないというのは母心。

冷凍すると虫が死ぬらしい。ジップロックに入れて冷凍しよう。

(冷凍庫で虫が出てきたら?と考えて躊躇するのは私だけなんだろうか、ジップロック二重にすれば大丈夫かな。それじゃ冷凍されない?考え過ぎか)

 

投稿者: NPO法人 全国福祉理美容師養成協会

2016.10.11更新

ふくりびオンラインサロン

NPOふくりびは、福祉理美容・訪問理美容を当たり前のサービスにしたいという思いで、

リクルートホットペッパービューティーアカデミーさんとの協働で、各地でセミナーを開催させていただく機会や

美容組合さん、美容団体さん、ディーラーさんなどの力も借りて対面での講座も重ねてまいりました。

 

そんな中、毎日のように、全国の理美容関係者の方々から、沢山のご相談やご提案を頂いておりますが、

愛知に活動拠点を置きながら、どうやって全国の方と一緒に活動しようかと考えた結果、

今のふくりびにはオンラインコミュニティーを活用するのが一番良いのでは、という結論に達しました。

 

私たちは、ラウンジメンバーの皆さんとオンライン・オフラインでの交流を重ねながら、福祉理美容・訪問理美容を繋がって広げていく

そんな、プラットフォームとして、本サロンを位置づけています。

全国どこにいても、一緒に学び合い・支え合える場を作っていきたいと思いますので、

福祉理美容・訪問理美容に関してもっと学びたい・生の声を聞きたい!!

ふくりびと一緒に何かを仕掛けていきたいという、やる気のある(意識高い系の)方々をお待ちしております。

 

 

本日10月11日より、DMM.loungeにて

「ふくりびと つなげよう・広げよう福祉理美容コミュニティー」

第一期のラウンジメンバーの募集を開始しました。

https://lounge.dmm.com/detail/227/

ふくりびとオンラインサロンってこんな場所

〈オンライン〉
・ふくりび活動裏話(オンラインサロンだけでの限定公開写真や・技術ノウハウの公開など)
・コラム寄稿(各分野のゲストが週一更新)
・Q&A(赤木・岩岡が直接お答えします)
・スカイプ相談(別途費用)
〈オフライン〉
・ふくりびとセミナー(東京・名古屋で年4回程度)への優先参加
・ふくりびと合宿(名古屋で年2回程度)への優先参加
・会員限定カジュアルMTG(東京・大阪・名古屋で不定期)※人数限定

こんな方におすすめ

・美容・理容サロンオーナー
・エステ・ネイル・鍼灸オーナー
・上記業種で福祉理美容・訪問理美容などで将来独立を考えている方
・訪問理美容を始めたい方・始めていてもっと広げて行きたい方
・子育てと理美容の仕事を両立して生き生き働きたい方
・医療用ウィッグやアピアランスサポートを充実させたい方
・新しいネットワークで業界の在り方を変えたい方

 

ふくりびのサイト内でもオンラインサロンの詳細ページを作りました!!

http://www.fukuribi.jp/dmm/

投稿者: NPO法人 全国福祉理美容師養成協会

2016.10.10更新

10月24日ふくりびと福祉理美容合宿型パワーアップ講習2016のお申し込みを締め切らせていただきました。

 

次回開催は、2017年3月予定です。

募集開始は、12月頃を予定しております。

 

「赤木塾:技術講習」:6時間程度
訪問理美容に必要なカット技術や接遇コミュニケーション等について、訪問理美容現場及び、美容イベント「ビューティーキャラバン」等において、技術実習を通してしっかりと学ぶ講座です。赤木の指導のもと、技術研修を行います。
・ベット上での寝たきりの方に対応するカット方法や、車椅子の操作、認知症の方へのカウンセリング対応などについて学びます。
「岩岡塾:福祉理美容マネジメント」:5時間程度
訪問理美容・障害者身だしなみ講座、医療用ウィッグといったNPOふくりびが取り組む全ての事業分野について、マネジメント、運営全般について学ぶ、管理者向け(サロンオーナー、または、事業部長やレセプショネスなど現場で働くスタッフをサポートする側の方)の研修です。
・介護や福祉の現場で必要とされている福祉理美容(介護施設への訪問理美容・医療用ウィッグ販売・途上国での職業訓練)全般の考え方やマネジメントについて学びます。
・理美容の技術や知識を活かして、国内外の多職種の専門家と繋がる方法や、理美容スタッフの人材育成、キャリア形成、人材活用について学びます。
・広報力アップセミナー、人材育成研修、WEB活用研修、その他福祉理美容に関する講習なども行います。
・理美容院のCSR・社会貢献活動支援なども行っていきます。
「赤木&岩岡の個別相談」
各サロンや参加者の現状の課題や壁に対して、個別コンサルティングを行います。
事業計画立案のお手伝いも致します。
・訪問理美容を始めるのに当たり、最初に何をすれば良いのか? ・事業計画作成のお手伝い ・宣伝や営業活動の具体的な方法、チラシやWEBでの広報について ・訪問理美容をすでに始めているが、売上を伸ばす方法や、業務の拡大について ・人材の活用や待遇の改善、求人やスタッフの育成について ・組織化やマネジメント全般について ・企業や大学との連携や協働について ・その他福祉理美容全般に関するご相談や、開業に関するご相談、理美容さんのキャリアに関するご相談にもお答えします。
〇お問い合わせ先〇
NPOふくりび研修チーム:担当:高橋・河合
052-801-5203
info@fukuribi.jp

投稿者: NPO法人 全国福祉理美容師養成協会

2016.10.07更新

NPOふくりび・あぴサポあいちです。3連休のご予約承っています!!

本日も医療用ウィッグを製作させていただきました。6LVをカットしてすぐに仕上がり、喜んでいただけました!!

「闘病中でもキレイでいたい」 という、女性の気持ちを応援したい。それが私たちの願いです。
人毛100%なのでカラーやパーマも今までどおり。お望みのヘアスタイルを楽しめる高品質で低価格の医療用ウィッグです。

ふくりびウィッグはセミロングまで対応できるウィッグ本体6万円(税別)+カット、カラーリング、パーマの施述料金であなただけのウィッグが完成!

ウィグ本体+カットのみのお作りも大歓迎!

ウィッグを実際に被った状態で現役のトップスタイリストが、お客様のお顔の形や雰囲気に合わせてお好みのスタイルにアレンジいたします。

ふくりびの医療用ウィッグパートナーサロンは全国90サロン以上
美容室で作る医療用ウィッグ業界で、提携美容室数全国NO.1!!
人毛100%だからパーマ・カラーもできる!
今までどおりお望みのヘアスタイルを楽しめます。

まずはお気軽にお電話ください。

TEL・FAX
052-751-3700

〒464-0021
愛知県名古屋市千種区鹿子殿3番3号ニューゴールデンビル1―A
(愛知県がんセンター徒歩1分、自由が丘駅徒歩8分)

駐車場あり (建物東隣駐車場1台)

 

投稿者: NPO法人 全国福祉理美容師養成協会

2016.10.07更新

今日小林麻央さんのブログを見て、彼女のお姉さんである小林麻耶さんのブログも流れで見ていました。

 

そこで、紹介されていたお話を読んで思ったことを。

 

さとうみつろうさんという方、この本の作者だそうです。

http://hb.afl.rakuten.co.jp/hgc/1200cbc5.323cc70f.1200cbc6.c33d7e0c/?pc=http%3a%2f%2fitem.rakuten.co.jp%2fbook%2f12949068%2f%3fscid%3daf_link_tbl&m=http%3a%2f%2fm.rakuten.co.jp%2fbook%2fi%2f17132047%2f

よく本屋さんで見かけるし、よく売れた本ですよね?まだ読んでませんが、今度読んでみよう。

 

闘病生活~大事な人に、「大事だよ」と伝えられる期間のありがたさ~

http://ameblo.jp/mitsulow/entry-12206390587.html

 

 

物事には色々な側面があって、自分ではどうしても変えられない事象に対しても受け止め方次第で全く変わったものになる。

小林麻耶さんだって、麻央さんの病気が明るみに出るまで「妹の家に入り浸ってる」「梨園の妻になった妹に嫉妬してる」みたいなことを言われていたけど、

その実は、病気の妹を献身的にサポートしている「優しいお姉ちゃん」だった。

 

少しずれたので、さとうみつろうさんが話している

「大事な人に、大事だよと伝えられる期間のありがたさ」について。

 

こういう話って、実際に自分の身に起こるまでは、遠いどこかの国で起きている紛争のような、どこか他人事であったりする。

そしていざ自分がそうなった時に「これか」と思う。それもまた時とともに風化することもあったりして。

 

 

私は3年前、大切な娘を亡くした。

そのことが起こるまで、私は今日と同じような明日が当たり前にやってくると思っていた、というか意識もしていなかった。

だから、まだまだ手のかかる1歳半の息子と生まれたばかりの娘を両手に抱えて、二人に同時におっぱいを飲ませたりして、とにかく疲れていた。

育児なんてそんなもんだし、みんなこうやって一生懸命子どもを育てているんだ、と思いながらも、

子どもがいることでできなくなったことみたいなものばかりを数えて過ごしていたように思う。

 

彼女を失うことになるなんて想像もしなかったから。

 

その日の朝、なんの予兆も感じていなかったけど、ふと娘に「大好きだよ」と言ったのを覚えている。

それまで、心に余裕がなくて、ゆっくり娘だけを見つめていられる時間を持てなかった。

やっと心の底から自然に言えた感じがして、そして今までなかなか言えていなかったことに気がついて、少し嬉しい気分になった。

少なくとも、確実に、一度は、声に出して、「大好きだよ」って言えたと思えることは、娘からのプレゼントだったんだと思っている。

 

後悔ばかりの中で、唯一私ができたと思えることだったから。

 

それからしばらく、明日がないかもしれないと思いながら生きなくちゃと思って

これが息子とかわす最後の言葉だったら、と思うとしっかり聞いておきたくて、寝床でずっと息子に付き合ってなかなか眠れなかったりした。

そんな気持ちも、3年経って日常の中で風化していっている。

 

 

最近また、患者さん達と話す中で、あのときの気持ちを思い出すことがある。

いつ来るか分からない、誰にでも訪れるお別れの時に、できるだけ後悔しないように。

 

 

妹がくれた絵本、「ずっーと、ずっとだいすきだよ」を息子に寝る前に読むと

「ママ、ずっーと、ずっとだいすきだよ」と言ってくれる。

「ママも、ずっーと、ずっとだいすき」と言ってぎゅっとする。

今日もこの上なく幸せだと感じて眠りにつく。

たとえ、目が覚めた時に私が死んでいても、息子は私に気持ちを伝えていた分、すこし楽かもしれないと思いながら。

 

 

投稿者: NPO法人 全国福祉理美容師養成協会

2016.10.07更新

今日小林麻央さんのブログを見て、彼女のお姉さんである小林麻耶さんのブログも流れで見ていました。

 

そこで、紹介されていたお話を読んで思ったことを。

 

さとうみつろうさんという方、この本の作者だそうです。

http://hb.afl.rakuten.co.jp/hgc/1200cbc5.323cc70f.1200cbc6.c33d7e0c/?pc=http%3a%2f%2fitem.rakuten.co.jp%2fbook%2f12949068%2f%3fscid%3daf_link_tbl&m=http%3a%2f%2fm.rakuten.co.jp%2fbook%2fi%2f17132047%2f

よく本屋さんで見かけるし、よく売れた本ですよね?まだ読んでませんが、今度読んでみよう。

 

闘病生活~大事な人に、「大事だよ」と伝えられる期間のありがたさ~

http://ameblo.jp/mitsulow/entry-12206390587.html

 

 

物事には色々な側面があって、自分ではどうしても変えられない事象に対しても受け止め方次第で全く変わったものになる。

小林麻耶さんだって、麻央さんの病気が明るみに出るまで「妹の家に入り浸ってる」「梨園の妻になった妹に嫉妬してる」みたいなことを言われていたけど、

その実は、病気の妹を献身的にサポートしている「優しいお姉ちゃん」だった。

 

少しずれたので、さとうみつろうさんが話している

「大事な人に、大事だよと伝えられる期間のありがたさ」について。

 

こういう話って、実際に自分の身に起こるまでは、遠いどこかの国で起きている紛争のような、どこか他人事であったりする。

そしていざ自分がそうなった時に「これか」と思う。それもまた時とともに風化することもあったりして。

 

 

私は3年前、大切な娘を亡くした。

そのことが起こるまで、私は今日と同じような明日が当たり前にやってくると思っていた、というか意識もしていなかった。

だから、まだまだ手のかかる1歳半の息子と生まれたばかりの娘を両手に抱えて、二人に同時におっぱいを飲ませたりして、とにかく疲れていた。

育児なんてそんなもんだし、みんなこうやって一生懸命子どもを育てているんだ、と思いながらも、

子どもがいることでできなくなったことみたいなものばかりを数えて過ごしていたように思う。

 

彼女を失うことになるなんて想像もしなかったから。

 

その日の朝、なんの予兆も感じていなかったけど、ふと娘に「大好きだよ」と言ったのを覚えている。

それまで、心に余裕がなくて、ゆっくり娘だけを見つめていられる時間を持てなかった。

やっと心の底から自然に言えた感じがして、そして今までなかなか言えていなかったことに気がついて、少し嬉しい気分になった。

少なくとも、確実に、一度は、声に出して、「大好きだよ」って言えたと思えることは、娘からのプレゼントだったんだと思っている。

 

後悔ばかりの中で、唯一私ができたと思えることだったから。

 

それからしばらく、明日がないかもしれないと思いながら生きなくちゃと思って

これが息子とかわす最後の言葉だったら、と思うとしっかり聞いておきたくて、寝床でずっと息子に付き合ってなかなか眠れなかったりした。

そんな気持ちも、3年経って日常の中で風化していっている。

 

 

最近また、患者さん達と話す中で、あのときの気持ちを思い出すことがある。

いつ来るか分からない、誰にでも訪れるお別れの時に、できるだけ後悔しないように。

 

 

妹がくれた絵本、「ずっーと、ずっとだいすきだよ」を息子に寝る前に読むと

「ママ、ずっーと、ずっとだいすきだよ」と言ってくれる。

「ママも、ずっーと、ずっとだいすき」と言ってぎゅっとする。

今日もこの上なく幸せだと感じて眠りにつく。

たとえ、目が覚めた時に私が死んでいても、息子は私に気持ちを伝えていた分、すこし楽かもしれないと思いながら。

 

 

投稿者: NPO法人 全国福祉理美容師養成協会

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