2017.02.25更新

昨日開催されたセミナーに参加して来ました。

 

内容は「チャイルドサポート」

 

お母さん、お父さんががんになったこども達のサポートについてでした。

チャイルドサポート がん

 

 

私たちのところに来てくださる患者さん達も、しっかりと統計して数字は出していませんが、9割くらいはお子さんをお持ちのお母さんです。

 

お子さんの年齢は様々で、就学前の小さいお子さんをお持ちの方もいれば、大学生やすでに成人している世代のお子さんがいらっしゃる方もおられます。

 

 

親の病気や死とこどもがどう向き合うか、ということについて考えさせられることはよくあります。

 

昨日のお話にもありましたが、こどもの力を信じて、こどもの優しさと強さを引き出すような関わりを持つことが大切なんだなと改めて感じました。

 

病気になったことをこどもにどう伝えるか、ということは大きなテーマでここでも何度かそのことに触れました。

 

日々出会う患者さん達も、それぞれが悩んでおられる事柄なんだと感じています。

病気をこども達に話すとこども達は辛い想いをするんじゃないかと考える方が多くいますが、こども達は内緒にされていることでもっと悪い想像をしてしまうことがあります。

 

隠すより悲しみを共有した方がいい

事実(病気になったということ、入院や治療が必要なこと、死というお別れが近づいていることなど)を、気持ち(感情)と結びつけること

こども達を真実から守ってあげられない と自覚する

 

セミナーの中でとても共感した言葉達です。普段の子育てにも役に立ちそうな気もします。

とてもいいお話でした。

 

私にも5歳の息子がいます。

彼に「死」の概念を教える時、私も「変えられない真実」を感情と一緒に伝えます。

そして、悲しければ一緒に泣くし、それを我慢することはないかなと思っています。

息子はたった5歳ですが、彼なりの理解を示します。

そして、とても優しく、たくましい。私はこども達の力を信じています。

「ぼくが助けたかった」と言って泣くこともあり、それは大人には言えないとても素直な感情で私の中にもある気持ちを代弁してくれるようなこともあったりして、救われることが多いです。

 

こどもは素直なので、ごまかしがきかないから、しっかり向き合うのには勇気がいるのかもしれません。

でも、怖がらないで、彼らのもつ力を信じて向き合ってみることをお勧めします。

もちろんその前にしっかり大人達もじぶん達と向き合うことが必要ですが。

病院の中で、どこに相談すればいいのかわからなくて、と患者さんから聞くこともあります。

そんな時は臆せず主治医や看護師に相談してみてください。色々なアドバイスをくれると思います。

とても重要ですが、とても難しいことでもあるのでいろんな人から知恵をもらってサポートしてもらいましょう。

 

 

 

投稿者: NPO法人 全国福祉理美容師養成協会

2017.02.24更新

こんにちは

 

昨日、今年度最後のあぴ会を開催しました。

今回は「ヘアメイク&写真撮影」

 

9名の患者さんにお集まりいただきました。

みなさんウィッグでしたが、美容師さんにウィッグを巻いてもらったり、いつもと違うスタイルで楽しんでもらいました。

 

お支度が終わってみんなのところに出てくると「わー!!全然違う!!可愛い!!」と都度盛り上がりを見せ、楽しい会となりました。

 

その合間にも、みんなでたくさんお話ししました。

その中で「あぴ会を続けて欲しい」という声も聞かれてとても嬉しい気持ちになりました。

 

院内で開催されている患者会は、少し年齢層が高くて・・・あぴ会は若い人が多くて楽しいし、分かり合えることも多いし、ためになる情報も交換できていいんだよ、と。

 

院内で開催される患者会の年齢層の高さは確かに、そういう傾向がある気がします。

私も院内や大学で開催されている患者会や患者サロンにお邪魔することもありますが、私の年代の患者さんはここでは居場所がなさそう(というか来たいと思えないかも)と感じることが多いです。

年齢層によって、困っていることが違ったり、興味の対象が違ったりすることもありますもんね。

 

患者会は数あれど、自分にあった会を見つけるのは大変かもしれません。

 

それに初めてその会に行く時は少し勇気がいるんじゃないかな、とも思います。

あぴ会もお友達を誘って来てくださる方も多いです。そういうふうに誰かに声をかけてもらえるのはありがたいかもしれません。

 

どんな感じかな、と不安に思う方は、会に参加される前に私と一度お話しするのもありだと思います。

集まりに参加するほど気力がない、という方もいらっしゃると思います。

 

 

たとえ同じ病気でも「昨日がんと知った人」と「治療が一通り終わった人」では心の中の状態が違うかなと思います。

いろんな人がいろんな気持ちで存在している、ということをみんなで認め合いながらお互いを想って関わり合えるような場所で荒れたらと思っています。

 

 

今後の予定は、決まり次第お知らせしますね。

今まで通り、個別でのご相談はいつでもお受けしております。

お気軽にご連絡ください。

 

アピアランスサポートセンターあいち 

telephoneTEL:052-801-5203

 

投稿者: NPO法人 全国福祉理美容師養成協会

2017.02.22更新

先日、がん化学療法認定看護師さん達の勉強会にお邪魔してきました。

 

そこでこんな声を聞きました。

「患者さんから直接、外見的な悩みについて相談されることはほとんどない」

 

ただ、患者さん達が困っていることもあるんだろうな、ということは気になっていると。

 

これは、日常診療に従事している医師や看護師が多忙を極めているということが一つの理由。

そして、外見的な問題は限られたコミュニケーションの時間内で「医師や看護師」に直接聞かなくては、と思う類の問題ではないということなのかもしれません。

 

先生に聞くなら、看護師さんに聞くなら、もっと聞きたいこと、聞かねばならないことがたくさんあるのかな、と想像します。

 

 

そして、それ以外の要因としては、伝えられることをあまり持っていないから積極的に聞かないようにしている、ということ。

 

例えば患者さんから「まつげが抜けちゃって、うまくアイラインが引けなくて」と相談されたとして、「じゃあ、こういうアイライナーを使って、こうやって描くといいよ」と言える看護師さんは、たぶん本当に一握りです。(看護師さん達が細かい方法論まで知識や技術として持ち合わせていなくてはならないか、と言われるとその必要はない、と思います。得意な人に教えてもらえばいいのですから。)

 

悩みを聞いても、現状として伝えられることがない、と思うと対応に困るので「聞かない」ようにする。

そうすると、患者さん側もこういうことは看護師さんに聞くことじゃないか、と思って聞かなくなる。

そうすると、最初に出てきたような状況が出来上がるのではないかなと思っています。

 

 

患者さんが困っているんだろうな、と思うことに対応できていないと感じることは、真面目に看護に取り組んでいる看護師にとってはストレスになります。

 

ここで、私たちの出番です!!!

 

患者さんが気軽に看護師さんにも相談できる、その後ろ盾になること。

外見的な悩みについて、対応してくれる場所や人がいて、そこを案内できる、自分もいつでも対応を相談できる。

 

そんな場所になりたいと、この勉強会でも改めて感じました。

患者さんの力になることはもちろんのこと、診療に従事している看護師さん達の力にもなりたいな、と強く思った日になりました。

 

 

患者さん向けの講習も、看護師さん達向けの講習も実施しております。

お気軽にご相談ください。

 

 

投稿者: NPO法人 全国福祉理美容師養成協会

2017.02.21更新

こんにちは

 

2月23日(木)13時30分〜

あぴ会「ヘアメイク&写真撮影」実施しますflower2

 

前回の写真を見た患者さん達からご参加の希望が多く寄せられまして、たくさんのご予約を頂戴しております。

 

今回も素敵な写真が撮れるだろうと、とっても楽しみにしています。

また出来上がったら・・・

 

 

今日は名古屋大学医学部附属病院内で「頭皮ケア相談会」を実施してきました。

病院内でいろんなウィッグを試着できる環境があるのはとてもいいな、と思っています。

 

ウィッグ販売店では、その店での取り扱いのあるウィッグしか置いてないことが多いですし、そもそも販売店なので、たとえ「試着無料」「ご試着のみもOK」「お気軽にご試着ください」となっていても(もちろんふくりびも試着のみ、歓迎ですが)そのお店に行くこと、というのはハードルが上がってしまうし、安いものではないので試着したら買わないと帰れないみたいなことにならないか、不安になるんではないかな、と思います。

 

試着に行く時は、できるだけ誰かと一緒に行きましょう。

できれば、おかしい時ははっきりおかしいと言ってくれるような人で、自分の意見を代わりに伝えてくれるような人が適任です。

自分が断るのが苦手、と思っているならば、さらにそういう人と一緒に行きましょう。

 

 

病院内で気軽に、いろんなメーカーのいろんなものを試着して見て、似合うものを探してみる、のもいいですね。

 

 

通院中の病院にそういう場所がない場合も、近くのがん診療拠点病院等に市民に開かれたそういう施設がある可能性があります。

看護師さんやソーシャルワーカーさんなどに相談して見てくださいね。

投稿者: NPO法人 全国福祉理美容師養成協会

2017.02.16更新

こんにちは

 

先日のあぴ会「リンパ浮腫」をテーマに講師の先生をお招きして講習会をしました!

 

リンパ浮腫の可能性があるような手術を受けたり、治療をしている人には病院でも退院後の生活の注意やセルフケアについての話があります。

今回ご参加いただいたみなさんも経験されたようです。

 

病院によって違いはありますが、担当の看護師からのレクチャーやビデオを見て、という場合もあるようです。

今回も導入として「リンパ浮腫」ってなんだ?というところからお話をいただきました。

 

リンパ浮腫 セルフケア

図を使って、リンパ節の所属領域の説明をしてくださったり、

リンパ液の流れ方や、実際どこにリンパ液が溜まるとリンパ浮腫の状態が引き起こされるのかなどを分かりやすく説明してくださいました。

説明の合間にも質問も受けてくださって、そうなんだー!と思えることもたくさんありました。

やっぱり、すぐに反応が貰えるような形式だと学びが深いですねぇ。

 

リンパ浮腫 疑問 どうしたらいい

講習が終わった後も、みなさん聞きたいことがたくさん。

三階先生に分かりやすくご回答いただき、とっても学びの多い1日でしたflower2

先生ありがとうございましたー!!!

 

 

リンパ浮腫は程度が軽いうちに解消していくことが大切で、そのためには日々のセルフケアが重要とされています。

だからといって「これもだめ!」「あれもだめ!」と制限ばかりの生活になってしまっては楽しくない。

そうならないように、自分にあったセルフケアの方法を見つけることと異常に早く気がつけるようにすることが大切よ、とおっしゃっていました。

 

そのためには、自分はどの程度の負荷ならばリンパ浮腫を起こさずにいられるか、という部分を探しながら生活すること。

例えば、これくらいの重さのものを持ったら手がだるくなってきたな、とか

このくらいの時間走ったらいつもより皮膚がつっぱる感じがあるな、とか。

いきなり大きなことをするのではなくて、少しずつ負荷を増やしていくのも方法。

やりたいことを最初から我慢するのではなく、上手にできる方法を見つける、という感じでしょうか。

 

私の尊敬する先生は「ただ治すのではなく”よりよく治す”ことを常に模索する」といつも言っています。

 

私もみなさんが”よりよく生きる”ための手助けができたらな、と日々思っています。

 

患者会 ピアサポート

この日はバレンタインデーでした。

こんな可愛い差し入れをいただきましたheartheart

羽二重餅!!!かわいいだけではなく、とっても美味しかったです。ありがとうございました!

 

次回のあぴ会は2/23 ヘアメイクと写真撮影です!楽しみです。

投稿者: NPO法人 全国福祉理美容師養成協会

2017.02.14更新

 

まだまだ寒いですね。本当に寒さに弱い私には長い長い冬です。

早く暖かくならないかなぁ、春が楽しみ!

 

さて、今日はあぴ会ですflower2flower2

 

テーマは「リンパ浮腫について」

講師には愛知県春日井市みしな治療院(HP http://mishinachiryo.in.coocan.jp/index.html)の三階文代先生にお越し頂きますni

 

「リンパ浮腫」という言葉は、治療を始める前には聞いたこともなかったかもしれませんが、リンパ浮腫になる可能性のある治療を受けられた患者さんにとっては

大きな心配事であり、関心事であると感じています。

 

そもそもリンパ浮腫ってなに?という方には・・・

http://ganjoho.jp/public/support/condition/lymphedema.html

がんの治療において、手術でリンパ節を取り除いたり放射線治療によってリンパの流れが停滞することで、生涯にわたり腕や脚がむくむことがあります。このむくみをリンパ浮腫といいます。

 

とっても簡単にいうと、治療をしていない時にもリンパ液が停滞するとむくみは起こりますが、病気や治療によって流れが悪くなっている場合そのむくみ(浮腫)がとっても酷くなってしまうことがあり気をつけないともとに戻らなくなってしまうから気をつけて生活しましょう、という感じでしょうか。

 

「気をつけて生活する」というのはなかなか難しいことで、手術後などに病院で説明を受ける機会もありますが、自宅に帰ってから「これっていいのかな?」と思うことはやはりあるようです。

 

今日は、いつもは疑問に思っていることや不安に感じていることなどを気軽に相談してもらえたら、と思っています。

また、様子もレポートしますね。

 

 

投稿者: NPO法人 全国福祉理美容師養成協会