2021.12.01更新

 

今日から12月!!ここ数日で急に冷え込み本格的な冬の寒さを感じます。

体の冷えだけではなく、乾燥も気になる季節になってきました。

最近、ご来店されたお客様より指先や爪がカサカサしたり割れてしまうというお声をよく聞くようになりました。

抗がん剤の副作用によって爪にトラブルのある方にとって、乾燥でさらに悪化してしまう。。。なんて事も考えられます。この季節ニットに爪が引っかかってさらに割れてしまったというお話も伺います。

そんなお悩みの方やこれから治療を始められる方の予防としても効果的な、ご自身でできるお爪のケアをご紹介します。

 

爪に起こる抗がん剤による副作用とは・・・

 ①爪が湾曲し巻き爪になる

 ②爪が黒く変色し、スジが入る

 ③爪が薄くなり割れる 

  などがあります。

 ○原因・・

皮膚の基底細胞の細胞分裂や増殖が障害されたりメラニンを生み出す細胞が活発になったり爪の成長が障害されて起こると考えられています。

 

○ご自分でできるケア

 ①手を洗った後やお風呂上がりには保湿クリームを塗りましょう。

  乾燥するとささくれが出来やすくなり、抗がん剤治療中の場合そこから感染症を引き起こすことがあります。

  爪にはオイルがより保湿力が高くてオススメです。

  オイルは爪の表面だけではなく、爪の付け根や爪の裏側に塗るとより効果的です!!

 ②マッサージオイルで爪を優しくマッサージしましょう。

  爪の成長を助け保湿効果が高まります。

 ③爪を短くする時は、入浴後の爪の柔らかい時に!

  爪切りではなく爪専用にやすりを使うと爪に優しいです。

 ④マニキュアや液体絆創膏を塗って爪を保護しましょう。

  爪の表面が凸凹していたり亀裂が入っていると引っかかったり傷をつけやすくなります。

  ひび割れや二枚爪から爪を守ることができます。

  ※除光液はアセトンの入っていない優しいものを選びましょう。また爪や爪の周りに炎症がある時や痛みがある時はマニュキアは避けたほうがいいです。 

 ⑤綿の手袋で爪を保護しましょう。

  抗がん剤治療中は感覚が低下していたりして気づかない間に指先を傷つけてしまうことがあります。手袋で保護することができますし、綿の手袋は爪や手の保湿の効果も高まります。 

 

他にもご来店されたお客様より、様々な工夫を聞かせていただくことがあります。

そんな工夫もまたお伝えしていきたいなと思っています。

少しでも気になることがございましたら、いつでもお気軽にお問い合わせ下さい。

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投稿者: NPO法人 全国福祉理美容師養成協会

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